いつつばしネットとは
いつつばしネットとは、岩国医療圏域における医療機関の連携を支援するため、基幹病院と岩国圏内の医療機関をネットワークで結び、医療機関間で診療情報を共有する地域医療連携情報システムです。平成26年3月に試験運用、平成26年4月より本格運用を開始しました。
いつつばしネットの目的
診療情報を患者さまの同意のもと地域の医療機関同士で共有することにより、各施設において行った検査や診断、治療内容・説明内容を正確に理解し、診療に反映できます。
患者さまに安全で高品質な医療を提供し、地域医療の質の向上を目指しています。
いつつばしネットのメリット
患者さまをはじめ、いつつばしネットを利用する医療機関にも多くのメリットがあります。
・総合病院での画像などの検査結果や、飲んでいるお薬や治療内容が診療所でも分かります。
・入院中も、かかりつけ医が見守ってくれます。
・総合病院とかかりつけ医が、病状をより正確に把握でき、定期的な行き来も安心です。
・かかりつけの薬局で処方されたお薬についても、きめ細かな相談ができます。
いつつばしネットの構成イメージ
患者さま、拠点病院、かかりつけ医を結ぶネットワークを構成します。
いつつばしネットの特徴
１．患者さまの同意のもと情報を共有します。
必ず患者さまからの同意をいただき、その同意書を送った情報提供施設の診療情報のみがかかりつけ医から閲覧可能となります。
２．患者さまの利用料金の負担はありません。
利用料金をご負担いただくことなく、いつつばしネットをご利用いただけます。
３．利用はいつでも取りやめることができます。
同意の撤回により、いつでも利用を取りやめることができます。
４．情報は厳重に守られています。
各医療機関をつなぐネットワークにインターネット回線を使用しますが、通信には高度暗号化通信を使用し、利用端末には最新のウイルス対策を導入することにより個人情報を保護しています。
